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初冬の蝶ヶ岳 [登山・クライミング]

今年はもう終了かな? と思っていた北アルプスにでしたが、
小屋を使えばいけるんじゃね? と気づきました。
しかも食事を持参すれば割とリーズナブル[揺れるハート]

単独&冬山なので、簡単に行けるところを思いつき、今回の山行に至りました。
蝶ヶ岳ヒュッテは今週が最後の営業で絶好の機会でした。
持ち物には12本爪のアイゼンを持っていくか悩み、持って行きましたが、雪が降りたてでやわらかく、結局使うことはありませんでした。

土曜日の朝は天気予報を裏切り[雨]でしたが、三股で待機していると次第に晴れてきました。[晴れ]
上部では雪が降っていたらしく、木々が雪化粧しているのが見えました。

今日は[晴れ]ダナと確信が持てたので出発!

少し登ると、木々に積もった雪が解けて、雨のように降っていました。

途中のまめうち平から少し上に行くと、寒いからか雪の雨も降らなくなり、道にも雪が積もっていました。
そこからは冬山ハイキング気分で快適に登っていきました。

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常念岳方面はガスで展望はありませんでしたが、やがて雲の上に出ると、雪化粧した常念岳が顔を出してきました。
大滝山への分岐を超えるとまもなく稜線に到着しました。

雪をまとった槍穂連峰が目前に広がるスゴイ景色でした[exclamation×2]
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[槍穂連峰と蝶ヶ岳ヒュッテ]

小屋に入り受付を済ますと部屋に案内されました。この時期はさすがに空いているようで、一人布団2枚分使うことができました。大の字になって寝れます!
部屋は寒いので、ストーブがある食堂?で休憩しました。ストーブの周りにいた、上小山の会のオジサン、今年九州から松本に転勤で来たばかりの若いご夫婦、愛知から来た同い年の青年と仲良くなり、しばらく話をしていました。
時間があったので、途中写真を撮りにいったり、ゆっくり過ごす事ができました。また、小屋が空いているのでストーブの周りでゆっくりと話をすることができ、とても良い時間をすごしました。
みなさんカメラにお詳しいようで、色々教えてもらいました。[わーい(嬉しい顔)]

夕焼けの時間にまた外に出て、シルエットになっていく槍穂連峰を眺めました。
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[夕焼けの槍]

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[穂高連峰]

超寒いので長い時間外にいることはできなかったのですが、素晴らしい眺めでした[ハートたち(複数ハート)]

夜もとても寒く、なかなか寝付けませんでしたが、なんとか休息を取ることができました。

次の日の朝は、東の空に少し雲があり、すっきりしたご来光や朝焼けを見ることができませんでしたが、天気は良く、遠く富士山も望めるくらいでした。
ただ、風がものすごく、立っていることも難しい程の風が吹き荒れていました。
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[朝日と八ヶ岳]

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[朝焼けにちょっと染まる槍穂連峰]

この日は朝9時ごろまで小屋でゆっくり過ごして、蝶槍を往復してきました。眺めも素晴らしく良い稜線でしたが、いかんせん風がすさまじく、何度も吹き飛ばされそうになりながら歩きました。
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[ハイマツと前穂高]

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[槍ヶ岳]

昼前に、下山を始めました、雪がさらさらで、滑るように降りていきました。
調子に乗りすぎたのか、気づけば水の入ったボトルが見当たりませんでした。落とした!![がく~(落胆した顔)]
荷物を置いて走って取りに行きましたが、見当たりませんでした。いい加減にザック横のポケットに入れておいたのが悪かったのです。
水を落とすとは僕の山人生始まって以来の大チョンボでした。[ふらふら]

下りは早く、水を探しに戻ったのを除けば、2時間ぐらいで下りることができ、水も必要なかったのが不幸中の幸いでした。

今回は時間にも余裕があり、小屋泊まりということで、出会いもあり、良い旅になりました[手(チョキ)]

ジム初体験 [登山・クライミング]

職場の同僚を何人か誘って近所のクライミングジムに行ってみました。

”県下最大の広さ”ということで、中に入ってみると3階建ての建物一杯に大きな壁がありました。
平日とあってか、4~5人と空いていました。

最初は店長の指導でビレイを取ってもらい、何回か壁に登ってみました。一番上まで行くと高度感があり、少し怖かったです。でも、降りるのはロープにぶら下がって降りるので楽でした。

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[降ろされる同僚Kさん]

そのあとは、壁が低くて下にマットが敷いてあるエリアで適当に登ったりして遊びました。上手い人のターザンのような動きに感心したりもしました。

クライミングは初めてでしたが、自然を相手にする登山とは少し違い、技を競うテクニカルな要素もあり、少し違った感覚でした。
平日の体力づくりには面白いなぁと思いました。でも休日はやっぱり外にでて遊びたいですね。ココで仲間ができるといいなとも思います[わーい(嬉しい顔)]

スタッフは2名のようで和気あいあいとした感じでした。とりあえず何回か通ってみたいと思います。[手(チョキ)]

北八ヶ岳 [登山・クライミング]

今週は引きこもっていたかったのですが・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
Newカメラを買っちゃったのと、あまりにも天気予報が良かったので、やっぱ出かけました[exclamation×2]

最近はやっと天気が安定してきましたね[晴れ]

麦草峠→丸山頂上→高見石→中山頂上→ニュウ→白駒池(一周)→麦草峠

朝、ガスが晴れたのを確認して出発。麦草ヒュッテを通り原生林の道へ入ります。[駐車場]は多くの車が停まっていましたが、ほとんどが白駒池目当てなのでしょう。丸山への道は静かな道でした。苔がついた石が湿っていて滑りやすく危険でした。

Newカメラの露出やISO感度を調整したりしながら、朝日がさす原生林や、苔のクローズアップ写真を取ったりしながら歩きました。
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[原生林の苔]

丸山山頂を通り過ぎ、(北八ヶ岳に大展望は期待してない・・)高見石に着きました。多くの人が休憩していました。
思ったより眺めが良く、白駒池を見下ろす場所でした。北には浅間山や北横岳・蓼科山等も見えました。
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[高見石からの白駒池]

いくつか写真を撮った後、中山方面に向かいました。この道も人が少なく、50分程度で中山の展望地に着きました。
ただ、山頂は何処かはっきり分からなかったです[たらーっ(汗)]

この場所はとても眺めが良く、北横岳・蓼科山はもちろん、北・中央アルプスや、南には大きく天狗・硫黄岳が見えました。
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[中山からの蓼科山方面]

ココでゆっくり昼食を取った後、天狗岳に行けそうだったので悩みましたが、早く帰りたかったので止めました。

ニュウへの道も静かで平和でした。ニュウもとても眺めが良く丁度白駒池を挟んで高見石の反対側にあたる場所でした。ココからは富士山も望め、ココで休憩しました。
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[ニュウからの蓼科・白駒池]


白駒池に行き、ゆっくり一週して写真を撮ろうと思いましたが、ほとんど紅葉が無く、イマイチだったので一応一周してから麦草峠に向かいました。
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[白駒池]

ちょっと紅葉も期待していたのですが、北八ヶ岳全般に常緑樹が多く、あまり紅葉はないのかなと思いました。少しあったとしてももう終わっていたんだと思います。

今日のコースは予想外に展望もよく良いコースでした。今度は紅葉の時を逃さず来たいと思います。

てか「ニュウ」てなんだ[exclamation&question] ネーミングがカワイイじゃねーか[あせあせ(飛び散る汗)]

新デジカメ [カメラ・写真]

デジカメを新調しました[手(チョキ)]

ニコン P6000 です↓
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5年位お世話になった、今は無き「コニカ」のKD-500Z は今のカメラと比較しても画質が良いと評判の良いカメラでしたが、登山でラフに使う為、あちこちが凹み、チョットくたびれて来ていたところ、最近バッテリーの蓋を固定するツメが折れてしまい、使い続けるにはテープで固定しなければならなくなりました。
それがきっかけという訳でもないですが、、
少し前からもうちょっと安くならないかと狙っていたニコン P6000を勢いで買ってしまいました。[あせあせ(飛び散る汗)]

コイツはニコンのコンパクトデジカメでは最上位機種なので、型落ちの一眼レフデジカメが余裕で買えてしまう値段でしたが、ここは奮発しちゃいました[あせあせ(飛び散る汗)]

当然一眼レフも悩んでいましたが、登山メインに持っていくと機動力が無くなるので、僕のスタイルには合わないかな・・と今回はパス[ダッシュ(走り出すさま)]

今回買ったP6000は光学ファインダーもついていて明るい外でも構図を決めやすく、一眼レフのようなマニュアル撮影も可能で色々な設定もでき、見た目もシブくてカッコイイなと思ってコイツに決めました。持ち歩くのにギリギリの大きさだったのもあります。これ以上でかいときついなぁ。と[あせあせ(飛び散る汗)]
あと、GPS搭載で写真を取った位置を記録するという面白い機能もついています。山ヤ的にはちょっと惹かれる機能ですね[わーい(嬉しい顔)]

とりあえず良いと思った瞬間に取りまくるだけの「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるゼ」が僕のスタイルでしたが、
そんな僕には勿体無い位の多機能カメラなので少しは趣味のハバが広がると良いと思っています。

[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]

リベンジ!奥穂→西穂縦走!! [登山・クライミング]

今回は先月悪天候で撤退した奥穂→西穂縦走に再挑戦しました。

つっても全く同じルート(上高地から)では味気ないので、新穂高からのスタートとしました。

1日目 新穂高温泉(08:00)→白出沢出合(10:00)→穂高岳山荘キャンプ場(15:00) 2日目 穂高岳山荘キャンプサイト(7:00)→奥穂高岳(8:00)→ジャンダルム(9:00)→天狗のコル(10:30)→西穂高岳(13:00)→西穂高山荘(15:00)→新穂高温泉
[[タイムは休憩含]]

1日目の白出沢ルートはコースタイムが長く(9h)歩く人も少ないと聞いていたので不安でした。
でも以外と早く着くとの噂もあり、このルートを選択しました。
天気は予報どおり[雨]・・・[バッド(下向き矢印)]

紅葉シーズン&3連休で[駐車場]が満杯の不安がありましたが、朝7時頃着でもまだ余裕で止めることができました。
新穂高温泉到着後、予想以上の雨の降りっぷりにしばらく車内で待機。少し悩みましたが、2日目からの良くなる予報を信じて出発!

まずは右俣林道に入りました。大半の人が新穂高ロープウェイ利用なのか、ほとんど人は居なく[たらーっ(汗)]
途中、穂高平小屋は地図では避難小屋と書いてありましたが、どっちかというと民家に近い立派な小屋でした(コラッ昭○社)[たらーっ(汗)]

小屋の近くで逢った石川県から来たというオジサンと話をしながら、白出沢出合(槍と穂高の分岐)まで歩き、一人穂高方面を目指しました。分岐には何人かのパーティーがいましたが、僕以外は槍平小屋か槍ヶ岳山荘まで行くようでした。

林道を離れ、やっと本格的な登りが始まりました。天気も良くなってきて、樹林帯の木漏れ日がとても綺麗でした。
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[木漏れ日]

明日への[晴れ]に期待が大きくなり、元気になりました。

重太郎橋までは意外と早く、地図では2hの所、1時間ちょいで到着しました。夕食用の水を汲み、岩場の高巻き道を登ると2人組みのパーティと逢いました。少し話して、先に行かせてもらいました。
急登を登りきると景色が開け、荷継小屋跡らしき所に出ました。
重太郎橋から30分しかかかりませんでした。(地図では1.5h)やっぱり早く着くというウワサは本当では?
ここから大きな石のガレ場が延々と続いていました。
このあたりは紅葉が綺麗で、鑑賞しながら登ってゆきました。
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[紅葉]

途中、夫婦と逢いました。結局今日はこの2組目の夫婦が最後で後は誰にも会いませんでした[たらーっ(汗)]

ガスが多かったのですが、やがて穂高山荘が見えました。なんだ近いじゃん。と喜んだのですが、ココからが長く、なかなか小屋が近づいてきません。広い沢という地形からか、岩のガレ場だからか、なんか遠近マジックにかかったかのように小屋は近づいて来ませんでした。
結局、穂高岳山荘まではコースタイムどおり荷継小屋跡から3時間で着きました。それでも白出沢出合から5時間しかかかりませんでした。(地図では7h)やはり早く着くというウワサは本当でした[手(チョキ)]

穂高岳山荘からは涸沢・前穂高が見え、その紅葉は圧巻でした(上手く写真に収められなかったけど[たらーっ(汗)]

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[涸沢の紅葉:上手く取れてないですが[たらーっ(汗)]]

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[前穂高]

やっぱり上高地から来れば良かったかな・・と思いつつ、とりあえず悴んだ手を温めようと山荘に入ると、先月ココに来たときに逢って話をしたおばちゃんにまた会いました。単独テント泊で前回は雨の中、西穂から来たというタフな方で、お互いスグに気づきました。
少し話をして、キャンプを張りに外に出ました。
下の涸沢はやはり紅葉目当てか、すごい数のテントでしたが、ココはまだ10張程度しかなく、意外でした。
涸沢と前穂高が見えるポジションにテントを張り、少しウロウロしていたらもう夕暮れの時間になりました。
雲海に笠ヶ岳が浮かび、太陽の角度によって少しずつ色が変っていく雲や山がとても綺麗でした。こんなに綺麗な夕日を見るのは初めてでした。寒い中、気づけば1時間も鑑賞していました。
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[夕日と笠ヶ岳(右)]

山荘の裏手には明日行くジャンダルムが見えました。迫力のある雄々しい姿でした。

夜はフリースやダウンジャケットを着込み、ホッカイロを使った完全防寒体制で寝ましたが、あまりの寒さにほとんど寝ることができませんでした[あせあせ(飛び散る汗)]

次の日の朝、シュラフに潜っていて明るくなったのに気づきませんでしたが、気づいて時計を見るとジャスト日の出の時間でした。テントの入り口を開けると、目の前に赤く染まった空と雲海が飛び込んできました。雲海に浅間山が浮かんでいました。前穂高がシルエットになって迫力ある姿を見せていました。
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[朝日を浴びる前穂高]

ご来光を楽しみながら軽い朝食を済ませ、もう6時だったので、俺はのんびり組じゃないんだ」と気づき、急いで片付けを始めました。テントが凍り付いて硬かったのと、ロープを固定している石が地面に凍り付いていて、また風が強くて飛ばされそうなのとで、撤収に苦戦しましたが、今までで最速タイム(1hくらい)で撤収完了し、出発することができました[手(チョキ)]

2日目は快晴です[晴れ] あとは岩が凍ってないことを祈るのみ・・・

奥穂高岳までは前回と同じコースでしたが、今回は[晴れ]なので、北は槍ヶ岳や立山まで、南はジャンダルム、乗鞍、御岳、東は前穂高や南アルプス、富士山・・・・、西は笠ヶ岳、白山?・・・と北アルプス最高峰だけに360度の大展望が広がっていました。
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[槍ヶ岳へ続く道]

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[奥穂高山頂付近から見たジャンダルム]

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[上高地・焼岳・乗鞍・御岳]

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[笠ヶ岳]

ジャンダルムは天空に浮かぶとても迫力のある岩峰でした。
ジャンダルムに人が立っているのを見つけ、「あんなとこに人がたってるぞ」 「命知らずだねぇ」 とワイワイ話していました。ま、これから行くんですけど・・[あせあせ(飛び散る汗)]
ココから引き返す人がほとんどですが、僕はこれからが本番なので、休憩もそこそこにジャンダルムへ向けて出発しました。
馬の背というナイフリッジになった細い尾根を慎重に下り、1時間くらいでジャンダルムに到着しました。
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[ナイフリッジを下る]

ジャンダルムへは西穂側から登ると地図にありましたが、回り込むのが面倒だったので、奥穂高側から直接登りました。人が使ったザイルがあり、まあ何とか登ることができました。奥穂高山頂のギャラリーから丸見えだと思うと気が抜けなかったです。(マネしないように[たらーっ(汗)]
ジャンダルム山頂には誰もいませんでした。山頂から見ると、途中追い抜いてきた、危なっかしい足取りの奥さんを連れた夫婦が引き返して行くのが見えました。
まもなく西穂側から回りこんで登ってきた若い兄ちゃん二人組が上ってきました。丁度良かったと、写真を撮りあって、しばらく休憩しました。これから行く西穂高も見えました。
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[ジャンダルムから見た前穂高と南アルプス・富士山]

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[西穂高へ向かう]

西穂に向かう人はジャンダルムで逢った2人以外は逢いませんでしたが、西穂側から来る人は天狗のコル前後で何パーティかとすれ違いました。

天狗岳を越えたあと逆層スラブと呼ばれる箇所が在りました。ホールドがほとんど無く、滑り台じゃないかというような所でした。鎖が無いとどうやって降りるんだろうと思いました。
上から見るとそうでもないのですが、下から見ると岩がブロックのように積み重った崖で、とても人が登れるようには思えなかったです。
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[逆層スラブを登る人]

ヤセ尾根を渡り、間ノ岳赤石岳(何処か分からなかったけど[たらーっ(汗)]
を超えてやっと西穂山頂に着きました。

途中いくつかキャンプを張ったあとがありました。仕方なくビバークする人も多いのでしょう。

西穂山頂はすごい人で、みんなずっとこちらを見ていたので、恥ずかしくてちょっとペコペコしながら山頂に辿りつきました。何人かに感想とか質問に遭いながら休憩していると、間ノ岳あたりにジャンダルムで逢った二人が立っているのが見えました。無事来れそうです。[わーい(嬉しい顔)]その二人も「あんな所に人が立ってる~」と話題にされてました[あせあせ(飛び散る汗)]

新穂高ロープウェイがあるからか、ここから急に混雑した山道になりました。子連れ等、色々な人がいました。

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[途中で逢ったカワイイ雷鳥]

途中でロープウェイの最終時刻を聞き、今日下山できそうな事が解りました。明日焼岳へ行く予定でしたが、昨日寒くて寝れなかった事、焼岳への道が標高が低く、展望が効かなそうに見えたこともあり、気持ちが下山に傾いていましたが、西穂山荘のキャンプサイトが一杯なのを見てげんなりし、ロープウェイによる下山を決定しました[たらーっ(汗)]

ロープウェイはとても混んでいて、整理券を受け取って1時間半待ちと言われました[がく~(落胆した顔)]
ロープウェイからは槍ヶ岳なども遠くに見えました。
新穂高に戻る頃には暗くなってしまいました。

登山はいくら混雑する所でもこんなに人が多いことは無いので、まだ少数派の娯楽だなと感じました。
今回は日本アルプス最難関と呼ばれるルートを制覇することができました!。
天気も良く、[晴れ]には感謝しています。
感動的な夕日と朝日も見ることができ、良い旅になりました[手(チョキ)][手(チョキ)]

妙義山縦走! [登山・クライミング]

去年、雨で湿っていた為、相馬岳登頂後、途中で撤退した妙義山(表)の全山縦走に再度チャレンジしました。

妙義神社→大の字→見晴→玉石→天狗岩→相馬岳→堀切→鷹戻し→東岳→中ノ岳→第4石門→中間道→妙義神社(7時間強 休憩含む)

今回の天気は快晴[晴れ]
大展望に期待[るんるん]

日帰りコースとはいえ、標準コースタイムが10時間を越えるコース(後から知ったケド[あせあせ(飛び散る汗)])なので朝8時頃スタート。

妙義神社は去年の台風の影響からか災害復帰工事中で、奥の院に直接上るルートを通ろうと思っていましたが、通れなかったので、去年と同様大の字を経由するルートに変更。[たらーっ(汗)]

それまでも鎖場はありましたが、奥の院に到着すると垂直な30m程の長い岩場が出てきます。
今回は岩も乾いていたので、鎖なしでチャレンジしてみました。
岩肌が結構でこぼこでホールドがたくさんある岩だったので岩登りのように楽しむことができました。

奥の院を越えて少し登ると、見晴に到着しました。標高1000m程度の低い山とは思えないほどの大展望が広がっていました。遠くに大きく浅間山も見えました。
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[見晴からの裏妙義と下界]

その先は展望の良い稜線歩きです。っつても下から見上げたとおり険しい道で鎖場が多くて油断できない道です。
大のぞきからは天狗岩の迫力ある姿を見て、その後垂直な30m程の下りです。ココまで鎖を使わずきましたが、下りでは危ないと思い鎖を使用して下りました。

少し降りて直ぐに登りになり、展望の良い天狗岩を超えてまた下り、コルでタルワキ沢の分岐を超えて少し登ると妙義山最高峰の相馬岳(1104m)に到着です!。
ココに来て初めて登山者に会いました。2組の登山者がおり、1組と会話をしました。なんでも裏妙義の国民宿舎から来たそうで、そんなルートもあるんだな。と[ダッシュ(走り出すさま)]

今日はまだまだココからが本番で、鷹戻し等の難所も控えています。相馬岳からの下りも結構急で、慎重に下っていきました。不安定な小石も多く、他に登山者がいなくて良かったと思いました。鷹戻しまでは思ったより長く、途中茨尾根のピークという展望の良い場所で、この場所がお気に入りという今日2回目の登山者と出会い、裏妙義のルートなどを聞きました。道は無そうですが、面白いそうです。[たらーっ(汗)]
堀切を越えると、「危険」「ザイル必要」「上級者でも困難」とかの脅し看板が目立つようになります[あせあせ(飛び散る汗)]

しばらく進むとやっと鷹戻しです。これまでに無い50m程の垂直な岩場ですが、鎖が付けてあるので何とか登ることができました。これは鎖が無いとちょっとヤバイです
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[鷹戻しの垂直な岩場を上から[たらーっ(汗)]]

ココから、ピークは良く分かりませんでしたが東岳中之岳を歩き、また一気に垂直に下りた所で、今日3回目の登山者がいました。道に迷ったみたいでしたが、僕が先に行くと、確かに踏み跡が多く、迷いそうでしたが、何とかルートは分かりました。直ぐに中間道への分岐に到着しました。ここまで来ると観光客が多く、第四岩門や大砲岩を見ながら中間道を駆けるように歩き、妙義神社へ戻りました。

行程が長いのと、起伏が大きかったので、疲れましたが、スリルがあってなかなか楽しい山でした。
標高1000mちょっとの山ですが、大キレット等、北アルプスの難所よりハードで危険な山だと感じました。
最後に東岳付近で花が綺麗に取れたので・・・↓
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「長野58スキー場共通リフトシーズン券」と「HAPPY7」申し込みました! [スキー・スノボ]

いよいよ寒くなってきましたね。先週末の北岳登山でも白馬連峰が雪化粧しているように見えました。[雪]

で、気持ちが雪山に傾くわけで・・・
今年も長野県の限定販売の共通シーズン券の申し込み受付が始まりました。

「長野58スキー場共通リフトシーズン券」は今年新たに9スキー場が加わりました。個人的には野沢温泉・湯の丸はウレシイです。[手(チョキ)]
「白馬HAPPY7」は今まで通り、白馬周辺のスキー場限定のシーズン券です。

どちらも抽選販売なので、当たらなきゃ買えません。[たらーっ(汗)]まあ、滅多に当たらないみたいなので、両方申し込んじゃいました[exclamation]
今年初めての申し込みなんです。
どっちでもいいから当たりますように・・・・[モータースポーツ]

北岳やぁ [登山・クライミング]

今回は日本第二位の北岳に登ってきました。
以前、蓼科山や富士山に登ったミケコさん(仮名)との登山です。

広河原→二俣?→八本歯のコル→北岳山荘(泊)→北岳頂上→二俣→広河原

↑のように一日平均5~7時間の比較的楽なコースをとることにしました。
ミケコさんの「富士山がみたい!」と言うご希望に沿っての計画です。

朝早く家を出て、芦安に車を停めました。去年10月に白峰三山を縦走した時と比べて、車の数は少なく、第2駐車場にらくらく停めることができました。

さて、南アルプス最大の試練 ”南アルプス登山バス!!”
(僕はこのバスにとても酔うのです[ふらふら])。
去年は立ち乗りで朝飯噴射直前でしたが、今回は難なく座ることができました。
しかし、遅れているだかなんだかで暴走運転。結局気分が悪くなり、広河原で休憩後、遅めのスタートをしました。

とはいっても今日は時間があるので、滝や北岳山頂付近の紅葉を楽しみながらゆっくりと登りました。


八本歯のコルへのルートは僕も初めてなので、北岳バットレスの迫力ある岩壁と美しい紅葉のコントラストを楽しみながら登ってゆきました。雪渓も残っていて冷たい水を味わうことができました。
また、バットレスを良く見ると数人が登っているではないですか!。
クライマーに見とれつつ、お昼頃には八本歯のコルに到着しました[るんるん]
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[北岳バットレス]

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[バットレス付近の紅葉]

八本歯のコルに上がってすぐ、雲海に浮かぶ富士山が視界に飛び込んできました。やはり南アルプスからの富士の眺めは最高です!
タイミング良くお昼の時間なので、富士山を見ながらの昼食休憩としました。
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[八本歯のコル付近からの富士山]

昼食後、時間があるので北岳方面に向かう手もありましたが、トイレが近かった為、トラバース道を通って北岳山荘に向かいました。
北岳山荘は、鞍部にあるためか、ガスが通り、視界は悪かったので山荘の中でゆっくりと過ごしました。夕方に外に出るととても寒くてビックリしました。風が強かったから寒く感じたのだと思います。
半袖T+長袖T+薄手フリース+ダウン+雨具を全て着込んでも寒くってやっぱり小屋の中へ・・[あせあせ(飛び散る汗)]

2日目の朝は薄ぐもりでしたが、視界は良く、富士山や中央アルプスなどがはっきりと見えました。
ミケコさんの楽しみにしていた御来光はハッキリとは見えませんでしたが、雲海に浮かぶ富士山と朝焼けの空はとても幻想的でした[揺れるハート]
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[朝焼けの雲海に浮かぶ富士山]

寒いので小屋で朝食を取り、ゆっくりストーブに当たってから誰もいなくなった頃に出発しました。
太陽も出てきて暖かくなってから出発。
元々トロい僕ですが、ミケコさんといるとさらにトロくなるようです[たらーっ(汗)]

空気が薄く、息を切らしながら北岳山頂に到着!360度の大パノラマに感動し、しばし休憩。
今日は北アルプスの北端や八ヶ岳、浅間山までばっちり見えました。白馬の方はもう雪化粧しているようでした。
ミケコさんもゴキゲンで富士山や間ノ岳に向かって「ヤッホー[exclamation×2]って叫んでました。
でもどの山からも声は帰って来ませんでした。。。[あせあせ(飛び散る汗)]

肩の小屋まで降りて、トイレ休憩し、右手に富士山と北岳の紅葉、左手に仙丈・甲斐駒などを望みながら、楽しい稜線歩きをしばらく楽しみました。
途中、良くしゃべる「自称プロカメラマン」と出会い、こだわりの記念撮影をしてもらいました。
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[紅葉の道を下る]


二俣へ一気に下り、水の豊富で仮説トイレもある河原で昼食を取りました。ゆっくり休憩した後、広河原へ向かいました。
最後の30分、疲れがきたのか、ミケコさんに異変が[exclamation]
どうも、ヒザが曲がらなくなる”ひざカックン状態”になってしまったようです[たらーっ(汗)]
でも、変な歩き方で何とか広河原に辿り着くことができました。良くがんばりました[わーい(嬉しい顔)]

ラッキーなことに、ちょうどバスの発射時間でした。
僕にとって最後にして最大の試練のバス酔いにも何とか耐え、無事芦安に到着しました。

今回は秋の不安定な時期にもかかわらず、天気にも恵まれ、ゆっくりとした楽しい山旅になりました。




「奥穂高→西穂高」が「奥穂高→前穂高」に・・ [登山・クライミング]

今週は4連休Get[手(チョキ)]

ということで「上高地」→「涸沢」→「奥穂高」→「西穂高」→「上高地」を計画しました。
3日あればいける気しますが・・・とりあえずゆっくりの予定で[たらーっ(汗)]


台風一過で秋晴れ続き!の予定が天気がよかったのは初日のAMだけで、あとはずっと雨でした・・・
朝の上高地が一番キレイだったかも・・
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今回初の 一般ルート最難関といわれる、奥穂高→西穂高にチャレンジする予定でしたが、雨ですべって危なそうなので断念。変りに前穂を通って岳沢経由で上高地に降りてきました。

涸沢の紅葉は上の方は色づき始めていました。
奥穂ではジャンダルムがかすかに見え、「行きたい!」と思ってしまいましたが、全く行く人がいないのでやっぱり危険かなと思いました。
奥穂→前穂間も意外と険しく、雨にテント装備では結構大変な道でした(写真)。西穂まで行ったらどうなったことだろう・・・
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前穂高では急に雲が切れて奥穂高や雲海に浮かぶ槍ヶ岳も一瞬見ることができました。
今回はこれでまあよしとするか・・・

そういえば穂高岳のキャンプサイトで知り合った同年代の東京の男の子は同じルートだったのに途中で置いてきてしまったのが気がかりです。連絡先交換しときゃよかったな。[ふらふら]

今年はどうも雨で撤退が多いなぁ[たらーっ(汗)]

剣岳・立山 [登山・クライミング]

お盆休みの後立山縦走で、ずっと見て歩いた剣岳の雄姿が憧れとなっていました。

ということで早速登ることにしました。
どうせならついでにもちろん立山も、と3連休を利用しての計画を立てました。

最初は王道コースで室堂からのスタートにしようとしていましたが、立山黒部アルペンルートの料金の高さに愕然とし、これは一人で暇つぶしに行くようなところではない。と思っていたところ。地図を買ってよく見てみたら。
黒部ダムから直接登るルートを発見。。。これで。

ルート
黒部ダム→内蔵助平→真砂沢→剣沢雪渓→剣沢キャンプ場(泊)→剣岳ピストン→剣沢キャンプ場(泊)→立山→一ノ越→黒部ダム

一日目は標準コースタイム10時間のロングコースです(秋は雪渓が崩れて時間が掛かるらしい)。覚悟していきました。
しかも[雨]やる気なくします。

マイナールートなのかほとんど人にも逢わなく、唯一東京から来たという姉さん(Kさん)と話したのみです。彼女は池の平小屋まで行くそうです。
あまりのしんどさに真砂沢でキャンプを張ろうという誘惑に襲われましたが、明日の日程が厳しくなるだけなので、辛さに負けずに雪渓を登りました。
剣沢雪渓は日本三大雪渓の一つです。これで三大雪渓をすべて通ったことになります。
雪渓を登る登山者は他に居なく、やっぱり無理したかな。と公開しながら登りました。もう秋なので雪渓の崩落が激しく地図に書いてある通り時間が掛かりました。雨は上がってきたのですが、視界は良くなく、疲労はかなりピークでした。今までで1・2を争うバテバテっぷりでなんとか剣沢が見えたときには安心しました。
剣沢は、室堂から来た登山者で沢山のテントが張ってありました。

2日目はテントを張ったまま、剣岳を往復しました。天気も良く、荷物も軽いのでルンルン気分です。
剣岳は遠くで見たのと同様に近くで見ても迫力満点な岩峰でした。
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[前剣からの剣岳本峰]


途中、カニのタテバイという難所がありました。垂直に近い壁を登山者が登っていました。実際に取り付いてみると整備が行き届いていて、楽に登ることができました。
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[カニのタテバイの行列]

山頂では天気は良かったのですが、周りの山に雲が多く、お盆に歩いた後立山連峰を臨むことはできませんでした。
眼下に剣の八峰(バリエーションルート)をクライミングする登山者を数パーティー発見し、カッコイイなと思って眺めていました。
また、時折見える立山はとても綺麗でした。
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[剣岳から見た立山]

剣岳の下りではカニのヨコバイという難所がありましたが、渋滞が酷く、どんなに危険なんだと期待していたのですが(期待するな[あせあせ(飛び散る汗)]
これも鎖がしっかりしていて特に危険を感じませんでした。[たらーっ(汗)][たらーっ(汗)]
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[カニのヨコバイ]

剣沢に戻る途中に奇跡がおきました。お盆に後立山縦走をしたときに針ノ木へ向かう途中に逢った、愛知から来た大工のAさんに再会しました。地下足袋を履いていたのが印象的で思い出しました。彼は山頂から僕のことが気になっていたようです[たらーっ(汗)]
こんなことってあるもんですね。といろいろ話をしながら剣沢に戻りました。

剣沢に早く着いてしまったのですが、テント場にある大岩でボルダリングをしている人たちがいたので、おもしろそうと混ぜてもらい、岩登りを体験しました。
僕は身軽だけが取り柄なので、割と簡単に登れてしまい、「センスあるねぇ」と褒められました。今度クライミングジムに行ってみようかな(単純)[あせあせ(飛び散る汗)]

テントをおいてのピストンがこんなに合理的で楽なのを始めて知りました。今まで縦走しかしたこと無かったので[あせあせ(飛び散る汗)]

この後、昨日黒部ダムからの道で逢った東京からきたKさんが剣沢雪渓を登ってきました。彼女は明日僕と同じように立山を登って黒部ダムへ下山するそうです。

次の日は立山に向かいました。大工のAさんは大日岳に向かいました。
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[大日岳と室堂]

立山に向かう途中、別山で先に出発していたKさんと合流し、この日は一緒に行動することになりました。
天気は曇りでしたが、高層雲?のみで視界は抜群に良く、お盆に縦走した後立山連峰はもちろん遠く水晶や槍ヶ岳・乗鞍・白山も見ることができました。また眼下には黒部湖を望む事ができました。
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[針ノ木岳と黒部ダム]

立山三山を縦走し、一ノ越から黒部ダムへと向かいました。途中Kさんはケーブルカーに乗る為、そこで別れました。
僕は黒部ダムまで歩きました。

今回も良い出会いや再開があり、良い山旅となりました。


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